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カメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

カメラ (camera)

1. (広義)レンズを持ち、映像を撮影するための装置。次のようなものがある。それぞれの項を参照のこと。
* 映画用カメラ
* テレビカメラ
* ビデオカメラ
* 監視カメラ
* デジタルカメラ
2. (狭義)写真を撮影するための光学機器。写真機。(後述)

カメラ (camera) とは、写真を撮影するための道具である。被写体の像を感光材料(フィルムなど)の上に投影し、適正な露光をあたえるための装置を備えている。キャメラ、写真機ともいう。

* カメラ (http://en.wikipedia.org/upload/6/6a/Camera.jpg)
* 一眼レフ (http://en.wikipedia.org/upload/7/79/SLR.jpg)

カメラの原理は写真術の発明以前から知られていた。窓のない暗黒の部屋の壁面に小さな穴をあけると、反対側の壁面に外の景色が映しだされる。これを応用して、日食の観察を行ったり、絵画の下絵を描くのに使われたのがカメラ・オブスキュラ (camera obscura, ラテン語で暗い部屋の意) である。

16世紀には小穴の代わりにレンズを用いてより鮮明な像が得られるようになり、反射鏡によって箱の上面に像を結ばせるようにした小型のカメラ・オブスキュラが作られた。これは絵画における遠近画法の確立に寄与したと言われている。
目次 [表示非表示]
1 カメラの歴史
2 カメラの種類

2.1 ビュー・ファインダー・カメラ
2.2 一眼レフカメラ
2.3 二眼レフカメラ
2.4 ビュー・カメラ
2.5 デジタルカメラ
3 大きさによるカメラの分類

3.1 小型カメラ
3.2 中型カメラ
3.3 大型カメラ
3.4 超小型カメラ
4 その他の分類
5 三脚・一脚
6 主なカメラブランド

6.1 日本
6.2 海外
7 関連項目
8 外部リンク


カメラの歴史

1950年代まではイギリスやドイツ、アメリカが世界をリードしていたが、1970年代以降は日本製のカメラが世界市場を席巻することになる。

(この項は暫定的に、以前の版の記述を残した。オートフォーカス・カメラについてはこの項で触れたい。)


カメラの種類

カメラは基本的に、本体であるボディに、(1)レンズ、(2)シャッター、(3)ファインダー、(4)焦点調節装置、(5)フィルム装填部、を取り付けたものであり、レンズには通常絞りが組み込まれている。このうち、カメラの構造にもっとも影響するのはファインダーの方式であり、次の四つのタイプに分類できる。


ビュー・ファインダー・カメラ

撮影範囲を知るためのビュー・ファインダー(ファインダー)を撮影用レンズと独立に取り付けたもので、構造が簡単なため安価なカメラに使用される。ファインダーは簡単なレンズを使用することが多いが、ライカのように距離計と組みあわせて精密な焦点調節を可能にしたものもある。これらは距離計連動式カメラ(レンジ・ファインダー・カメラ)と呼ばれる。欠点としてはパララックス(視野の誤差)が生じることで、距離計連動式カメラにはパララックス補正装置が組み込まれるが、極端な近接撮影には向かない。


一眼レフカメラ

撮影用レンズとフィルムとの間に45°の反射鏡を配し、上方のピントグラスで実際の撮影範囲を確認できるようにしたもの。ファインダー像は左右逆像となる。小型カメラでは、さらにペンタプリズムなどを使用して左右正像となるようにしたものが普通である。撮影の際、反射鏡をはねあげるためショックが大きい、撮影中にファインダー像が見えない、などの欠点がある。クイックリターン・ミラーの採用をはじめさまざまな改良により、現在では実用上ほぼこの欠点を克服している。広角から望遠まで豊富な交換レンズが使えるため、一眼レフは現在のカメラの主流となっている。


二眼レフカメラ

一眼レフと同様45°反射鏡でファインダー像を得るが、撮影用レンズと同等のファインダー用レンズを別に使用するもの。通常レンズは上下に配置され、ピント調節は同調するようになっている。一眼レフより構造は簡単だが、近接撮影ではパララックスが生じる。また構造上小型化が難しく、レンズ交換のできる機種は少ない。


ビュー・カメラ

フィルム面にピント・グラスを置き、撮影レンズが結ぶ像そのものを確認できるようにしたもの。撮影の際はピント・グラスとフィルムを交換する。レンズを取り付けた前枠とピント・グラスをつけた後枠の間を蛇腹で連結したものが一般的で、シートフィルムを使う大型カメラでは一般的である。 前枠や後枠を上下左右にずらせたり傾けたりして、画像の歪みやピントを補正することができる。


デジタルカメラ

デジタル媒体を使用するカメラ。


大きさによるカメラの分類


小型カメラ

35mmフィルムを使うカメラ。画面フォーマットとしてはライカ・サイズ(24mm×36mm)が主流。一コマ分を長手方向に半分にして使用する35mmハーフ版、126カートリッジ・フィルム、APSフィルム(IX240)を使うカメラも小型カメラと言える。


中型カメラ

120フィルム(ブローニ・フィルム)または220フィルムを使うカメラ。画面フォーマットとしては、6×4.5cm、6×6cm、6×7cm、6×8cm、6×9cm、6×12cmなどがあるが、実際の画面サイズはカメラによって違うこともある。


大型カメラ

4×5インチ以上のシートフィルムを使うカメラ。4×5、5×7、8×10など。


超小型カメラ

16mmフィルムやミノックス・サイズのフィルムを使うカメラ。戦前~戦後に流行した豆カメラや、110カートリッジ・フィルムを使うカメラ(ポケットカメラと呼ばれていた)など。


その他の分類
一眼レフ用水中ハウジング
拡大
一眼レフ用水中ハウジング

上記の分類に入らない特殊カメラ、あるいは撮影方式・用途などによって分類されるカメラ。

* インスタント・カメラ
o ポラロイド・カメラ
* パノラマ・カメラ
* 立体カメラ(ステレオ・カメラ)
* ピンホール・カメラ
* スリット・カメラ
* 医療用カメラ
o X線カメラ
o 胃カメラ(内視鏡)
* 製版カメラ
* ディスクカメラ
* 航空カメラ
* 水中カメラ
* 工事カメラ
* レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)
* レンジファインダー・カメラ
* AEカメラ



三脚・一脚

三脚は、セルフタイマーと組み合わせて撮影者も写るといった用途に使われる。 三脚や一脚は、手ブレを防ぐのに有効だが、使用の手間から軽視されることが多い。

カメラと接続するネジは、主にUNC1/4が使われ、まれにUNC3/8が使われる。


主なカメラブランド


日本

* カシオ
* エボニー
* オリンパス
* キヤノン
* 京セラ
o コンタックス
o ヤシカ
* 興和
* GOKO(ゴコー)
* コシナ
* コニカミノルタ
o コニカ
o ミノルタ
* ゼンザブロニカ
* タチハラ
* チノン
* トーホー
* トプコン
* トヨ
* ニコン
* フジ(フジカ)
* ペンタックス
* マミヤ
* ヤスハラ
* リコー



海外

* アルパ
* コダック
* ジナー
* スピード・グラフィック
* ディアドルフ
* ハッセルブラッド
* ポラロイド
* ライカ
* リンホフ
* ローライ



関連項目

* 写真
* 写真術
* フィルム
* ハレーション



外部リンク

* 有限責任中間法人カメラ映像機器工業会 (http://www.cipa.jp/)
* 日本カメラ博物館

一眼レフカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

一眼レフカメラ(いちがんレフカメラ)とは、カメラの構造上、あるいは商品構成上の種類の一つ。「レフ」とは「レフレックス」の略。

ファインダー画像を得るため、対物レンズの後ろにミラーボックスを置く構造を持つ。撮影用とファインダー用のレンズを共用し、ひとつしか使わないので「一眼」、ミラーボックスによって光路を折り曲げるので「レフレックス」という。英語ではSingle Lens Reflex、略してSLRと呼ばれる。

利点としては、ファインダーの変更なしにレンズ交換に対応でき、実写像に近いものでファインディングが可能なこと。欠点としてはミラーボックスの分だけ大きくなることと、その分大きなバックフォーカスが必要となり、レンズの設計に制限が発生すること。また、ミラーの動作に伴うショックや騒音も大きくなりがちである。

一般的には正像で見るためのペンタプリズム(廉価機種ではペンタミラー)が装着されていることが多いが、プリズムを持たないウエストレベルファインダー等もある(ニコンFシリーズなどで交換可能なファインダーとして用意されている)。

日本では一眼レフカメラが早くから開発されてきた。これは、ライカのM3の完成度に日本のメーカが追いつけず、別の方面からのアプローチをしたためだと言われている。

1959年、ニコンからニコンFが発売される。報道などで広く使われ、日本製の一眼レフカメラを世界に知らしめた名器である。一方キヤノンはキヤノンレフレックスを発売したが、ニコンFに追いつくにはかなりかかり、1971年にF-1を発表することとなった。
水中ハウジング
拡大
水中ハウジング


主な一眼レフカメラ

* オリンパス
o OMシリーズ
o Eシリーズ(デジタル一眼レフ)
* キヤノン
o F-1/ニューF-1
o A-1/AE-1
o EOSシリーズ
* 京セラ(コンタックス)
o CONTAX RTSシリーズ
o CONTAX Nシリーズ
* ニコン
o Fシリーズ
+ F一桁系(F、F2、F3、F4、F5、F6)
+ F二桁・三桁系(F100、F80、etc)
o FM/FE/FAシリーズ
o ニコマートシリーズ
o Dシリーズ(デジタル一眼レフ)
* ペンタックス
o PENTAX LX
o MZシリーズ
o *ist/*istD/*istDs
* コニカミノルタ
o αシリーズ(フィルム、デジタル一眼レフ)
o VECTIS Sシリーズ(APS一眼レフ)
o DimageRDシリーズ(旧デジタル一眼レフ)
* ライカ
o Rシリーズ

オリンパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事では精密機械メーカーのオリンパスについて記述しています。
その他の「オリンパス」についてはオリンポス山をご覧ください。


オリンパス株式会社は、カメラ、デジタルカメラ、顕微鏡、胃カメラ、内視鏡、光磁気ディスク(MO)、血液分析器、小型録音機など光学機器、電子機器を製造する日本の大手メーカーである。医療用の光学機器や顕微鏡では世界のトップシェアを誇る。特に内視鏡は世界シェア75%以上を占める。東証第1部と大証第1部に上場している(証券コード:7733)。英文名称は、Olympus Corporation。

本社は東京都新宿区西新宿2-3-1新宿モノリス

社名は、ギリシャ神話の神々が住む山オリンポス山にちなむ。
目次 [表示非表示]
1 沿革
2 製品

2.1 銀塩カメラ

2.1.1 OMシリーズ
2.1.2 オリンパスペン/ペンF

2.2 デジタルカメラ

2.2.1 フォーサーズ・システム
2.2.2 キャメディア
3 外部リンク


沿革

* 1919年 - 高千穂製作所発足、顕微鏡の国産化に乗り出す。
* 1949年 - オリンパス光学工業株式会社に社名変更。
* 2003年10月1日 - オリンパス株式会社に社名変更。
* 2005年 - 松下電器産業と一眼レフデジタルカメラの開発で業務提携を結ぶと発表した。



製品


銀塩カメラ


OMシリーズ

1972年、「オリンパスM-1(1973年に「OM-1」に改名)」を発売、以降OMシリーズとして小型軽量ながらその膨大なシステム群で定評があった。「マクロからミクロまで」とうたったそのシステム群はネイチャーフォト分野でプロフェッショナルから厚い信頼を得ていた。


オリンパスペン/ペンF

1959年に発売したハーフサイズカメラ「オリンパスペン」は、オリンパスの精神を色濃く持つ小型カメラとして、好評を呼んだ。またハーフサイズカメラ唯一の一眼レフカメラ「オリンパスペンF」を送り出している。


デジタルカメラ


フォーサーズ・システム

コダックとともに規格提唱をおこなったデジタル一眼レフカメラの新システム。現在までに「E-1」「E-300」を発売している。


キャメディア

コンパクトデジタルカメラとしてトップブランドを確立している。

(stub)


外部リンク

* オリンパスホームページ

キヤノン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ガス橋からのぞむキヤノン本社
拡大
ガス橋からのぞむキヤノン本社

キヤノン株式会社(Canon Inc.)は、カメラ、プリンタ、複写機を始とする事務機器、デジタルマルチメディア機器などを製造する日本を代表する精密機器メーカーである。芙蓉グループ。東証一部上場企業であり、外国法人等の持株比率が50%超である。
目次 [表示非表示]
1 会社の概要(2003年12月31日現在)

1.1 商号
1.2 事業の内容
1.3 設立年月日
1.4 資本金
1.5 従業員
1.6 利益
1.7 代表取締役社長
1.8 本社所在地
1.9 事業所
2 沿革

2.1 歴代社長
2.2 代表取締役社長
3 関連機器
4 主な連結子会社
5 関連項目
6 外部リンク


会社の概要(2003年12月31日現在)


商号

* キヤノン株式会社 (Canon Inc.)

日本語における正式な表記は、「キヤノン」であり「キャノン」ではない(同様の例に「キユーピー」、「シヤチハタ」などがある)。

* 社名の由来: 聖典、判断基準などの意味を持つこの語が精密機器を扱う同社にふさわしいと思われたこと、および社名を決める前に発売した製品名KWANNON(観音)カメラと音が似ていることなどからcanonと名付けられたもの。



事業の内容

* 複写機、コンピュータ周辺機器、情報・通信機器、カメラ、光学機器などの製造販売



設立年月日

* 1937年8月10日



資本金

* 1688億9200万円



従業員

* 20,682人



利益

* 売上高(単体) 2兆237億2200万円
* 売上高(連結) 3兆1980億7200万円

* 純利益(単体) 2286億6700万円
* 純利益(連結) 2757億3000万円

* 経常利益 3206億1600万円



代表取締役社長

* 御手洗冨士夫



本社所在地

* 東京都大田区下丸子3丁目30番2号



事業所

* 本社(東京都 大田区)
* 目黒事業所(東京都 目黒区)
* 玉川事業所(神奈川県 川崎市高津区)
* 小杉事業所(神奈川県 川崎市中原区)
* 平塚事業所(神奈川県 平塚市)
* 綾瀬事業所(神奈川県 綾瀬市)
* 富士裾野リサーチパーク(静岡県 裾野市)
* 中央研究所(神奈川県 厚木市)
* エコロジー研究所(京都府相楽郡)
* 宇都宮工場(栃木県 宇都宮市)
* 取手事業所(茨城県 取手市)
* 阿見事業所(茨城県稲敷郡)
* 宇都宮光学機器事業所(栃木県 宇都宮市)
* 光学技術研究所(栃木県 宇都宮市)
* 上里事業所(埼玉県児玉郡)



沿革

1933年に発足した精機光学研究所がルーツとなっている。創設者である吉田五郎、義弟の内田三郎、後援した御手洗毅が中心となり、高級カメラの製作を目的として研究を重ねた。尚、「キヤノン」「Canon」は1935年に商標登録された。

* 1937年(昭和12) - 精機光学工業株式会社設立。
* 1947年(昭和22) - 商号をキヤノンカメラ株式会社に変更。
* 1949年(昭和24) - 東京証券取引所再開と同時に株式を上場。
* 1969年(昭和44) - 商号をキヤノン株式会社に変更。




歴代社長


代表取締役社長

* 御手洗毅
* 賀来龍三郎
* 山路敬三
* 御手洗肇
* 御手洗冨士夫



関連機器
イオスkiss用水中ハウジング
拡大
イオスkiss用水中ハウジング

* カメラ
* デジタルカメラ
* デジタルビデオカメラ
* プリンター
* イメージスキャナ
* ファクシミリ
* 複写機
* 複合機
* プロジェクター



主な連結子会社

* キヤノン電子株式会社 (東京証券取引所市場第一部上場。)
* キヤノンファインテック株式会社 (東京証券取引所市場第一部上場。)
* ニスカ株式会社 (キヤノンファインテックの連結子会社。ジャスダック証券取引所上場。)
* キヤノンセミコンダクターエクィップメント株式会社 (未上場。)
* キヤノン販売株式会社 (東京証券取引所市場第一部上場。)
* キヤノンシステムソリューションズ株式会社 (キヤノン販売の連結子会社。未上場。)
* キヤノンソフトウェア株式会社 (キヤノン販売の連結子会社。東京証券取引所市場第二部上場。)



関連項目

* SED
* キヤノンのカメラ製品一覧
* キヤノンスペシャル
* 桑田佳祐のキヤノンFMワンダーランド~やさしい夜遊び~



外部リンク

* キヤノン

コンタックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

コンタックスとは、京セラが製造・販売するカメラのうち、高級機種で、光学レンズにカール・ツァイス社製のT*(ティースター)と呼ばれるレンズを採用した商品に付けられるブランド名。英語表記でCONTAX(すべて大文字)となる。

ただし、元来はドイツのツァイス・イコン社製のレンジファインダーカメラのブランド(この場合はすべて小文字でContaxと表記する)であり、ツァイス・イコン社が1971年にカメラ事業を中止したのち、カール・ツァイス財団が日本のカメラメーカー、ヤシカとブランド等に関するライセンス契約を締結し、以後日本メーカーのブランドとなった。ヤシカは1983年に京セラに吸収合併された。

2004年、併用していた「京セラ」ブランドのデジタルカメラを事業縮小し、「コンタックス」に統一することを発表、2005年にはMF一眼レフカメラ・レンズの生産終了とデジタルカメラ事業からの撤退を相次いで発表した。そして4月11日には同年9月のコンタックス事業終了が発表された。これにより京セラとカール・ツァイスの協業によるコンタックスブランドの30年にわたる歴史の幕が閉じられることとなった。
目次 [表示非表示]
1 製品

1.1 銀塩カメラ

1.1.1 一眼レフ

1.1.1.1 ヤシカ・コンタックスマウントMF

1.1.1.1.1 RTS
1.1.1.1.2 S2、S2b
1.1.1.1.3 167MT
1.1.1.1.4 Aria
1.1.1.1.5 AX

1.1.1.2 Nシステム

1.1.1.2.1 N1
1.1.1.2.2 NX

1.1.1.3 コンタックス645

1.1.2 レンジファインダー

1.1.2.1 Gシリーズ

1.1.2.1.1 G1
1.1.2.1.2 G2

1.1.3 コンパクトカメラ

1.1.3.1 Tシリーズ

1.1.3.1.1 T
1.1.3.1.2 T2
1.1.3.1.3 T3
1.1.3.1.4 Tix

1.1.3.2 TVSシリーズ

1.1.3.2.1 TVS
1.1.3.2.2 TVSII
1.1.3.2.3 TVSIII

1.2 デジタルカメラ
2 関連項目


製品


銀塩カメラ


一眼レフ


ヤシカ・コンタックスマウントMF

マウントにヤシカ・コンタックスマウントを採用した35mmMF一眼レフ。歴史が長いだけにこのマウントを採用したカメラは多い。


RTS

フラグシップ機。電子回路に弱かったドイツのツァイス(ツァイス・イコン)が、日本のヤシカと提携して世に送り出した初の一眼レフカメラがRTS(Real Time System)である。ツァイス・イコンがコンタックスカメラの製造を打ち切った後、このカメラを以ってコンタックスが復活した。初代RTSのボディデザインはポルシェ・デザインによるものだった。RTS、RTSⅡ、RTSⅢと進化を遂げた。視野率100%。


S2、S2b

フルメカニカルカメラ。S2はスポット測光、S2bには中央部重点平均測光が採用されている。


167MT

RTSⅡ製造終了からRTSⅢ製造開始までの間、唯一のコンタックスSLRとして存在した機種。オプションでデートバックが用意されていた。世で初めてAutomatic Bracketing Control(自動多段階露出)機能を搭載し、スペックは以後のコンタックスSLRの中堅機と比較しても遜色なく当時としては先進的であった。シャッター速度調整がスライドスイッチである事や、液晶パネルの配置がAFカメラ的でもあり試行錯誤の跡も伺える。以降のモデルではシャッター速度操作をダイヤル式に戻した事からやはりスライドスイッチは不評であったようである。視野率95%


Aria

入門機的存在。誰もが使いやすいようにマルチモードAEを採用し、絞り値、シャッタースピードなどの撮影データを記録することが出来るデータバックをオプションで用意していた。スペックとしては167MTの操作レイアウトを改善し多重露出を加えコンタックスMF機としては唯一評価測光を採用している。また軽量を重視して開発されたため扱いやすい。入門機と京セラは謳っているが外装がプラである点を除けばスペックは十分に中堅機並みである。余談ながらコンタックスSLR全ての機種でフォーカシングスクリーンが全面マット、方眼マットへのオプション交換が可能な点は拘りを感じる。


AX

AF一眼レフカメラ。レンズを動かさずにフィルム面を動かしてピントを合わせるという特殊な構造をとっている。


Nシステム

近年コンタックスが送り出した新しい35mmAF一眼レフシリーズ。マウントの口径を広げ、完全電子制御にしたコンタックスNマウントを採用しており、従来のヤシカ・コンタックスマウントとの互換性は放棄している。645マウントとの互換性があり、645用のレンズもアダプター一つでNシステムのカメラに装着して使用することが可能である。また、一部のレンズには超音波モーターが採用されており、静かなAF駆動と常時MFが可能である。


N1

フラグシップ機。AF測離点は5点だが、作画重視の対角線上に並んでいる。ダイアル操作中心のアナログ的な操作系をしている。最高速1/8000秒のシャッター。秒間最高約3.5コマの連続撮影が可能。視野率95%。オプションで先頭コマ、およびコマ間に撮影データを記録できるデータバックが用意されていた。キャッチコピーは「撮る情熱は、ついにフォーカスを支配した。」。


NX

普及機。AF測離点はN1同様5点。最高速1/4000秒のシャッター。秒間最高2.3コマの連続撮影が可能。視野率93%。ストロボ内臓。オプションでデートバックが用意されていた。キャッチコピーは「作品づくりの楽しさが加速するNX。」。


コンタックス645

コンタックスが645判カメラ市場に初めて投入した機種。コンタックス645マウントを採用しており、Nシステムとの互換性がある。フォーカルプレーンシャッターを採用しており、シャッタースピードは中判カメラ最高速の1/4000を誇る。レンズには超音波モーターが採用されており(マクロプラナーT*120mmはMF専用レンズ)、静かなAF駆動と常時MFが可能である。


レンジファインダー


Gシリーズ

世界で初めてのAFレンジファインダーカメラ。コンタックスGマウントを採用している。ホロゴン、ビオゴン、プラナー、ゾナーといった名レンズと名高いレンズがGシリーズ用に用意されている。


G1

最高速1/2000秒のシャッター。露出は絞り優先オート、またはマニュアル。「カメラグランプリ'95」受賞。


G2

G1の後継機・上位機。最高速1/6000秒のシャッター。秒間最高4コマの連続撮影が可能。オプションで先頭コマ、およびコマ間に撮影データを記録できるデータバックが用意されていた。


コンパクトカメラ


Tシリーズ

ゾナーT*レンズを搭載した単焦点コンパクト機シリーズ。高級コンパクトカメラという分野を築いた。名称は「小型の」を意味するTinyに由来する。


T

Tシリーズ初代機。MF式コンパクトレンジファインダー機。フロントカバーを開くとレンズが出てくるというギミックが特徴。


T2

Tシリーズ2代目。AF式コンパクトカメラ。ボディの素材がチタンに代わった。高級コンパクトカメラの代表的機種で、90年代には他社の追随を生んだ。


T3

Tシリーズ3代目。CONTAX製コンパクトカメラ最後の機種となった。シリーズの高い描写性能はそのままに、T2よりも小型化が図られている。


Tix

シリーズ唯一のAPSカメラ。最短撮影距離、シャッター機構、デザインなどの面で、T3の前身となった。


TVSシリーズ

バリオゾナーT*レンズを搭載したズームコンパクト機シリーズ。


TVS


TVSII


TVSIII


デジタルカメラ

コンタックスのデジタルカメラとしては、コンパクトカメラと一眼レフカメラが存在する。一眼レフはNデジタル一機種だけが存在する。NデジタルはNシステムの一つであり、35mmフルサイズ受像素子を採用しているためNマウントレンズが焦点距離そのままの画角で使用することができる。

2005年3月10日、京セラはデジカメ事業からの撤退を発表した。


関連項目

* 京セラ
* ツァイス・イコン
* カール・ツァイスレンズ

ニコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

株式会社ニコンはカメラ、デジタルカメラ、双眼鏡、顕微鏡、半導体製造装置(ステッパー)、メガネなど、光学機器の大手メーカー。三菱グループの一員でもある。

本社は東京都千代田区丸の内3-2-3富士ビル
目次 [表示非表示]
1 社史
2 事業

2.1 カメラボディ
2.2 天体望遠鏡
2.3 双眼鏡
2.4 半導体製造装置
3 外部リンク


社史

* 1917年 - 東京計器製作所、岩城硝子製造所、藤井レンズ製造所を統合し「日本光學工業株式會社」(日本光学)を設立。
* 1946年 - ブランド名「ニコン」(NIKON)使用開始。
* 1980年 - 日本初のLSI製造用ステッパーNSR-1010Gを発売。
* 1988年 - 「株式会社ニコン」に改称。



事業

事業規模としては2004年3月期時点で、カメラなど映像事業が売上げの56%、半導体製造装置などの精機事業が同31%、光学測定器・顕微鏡などのインストルメンツ事業が同9%となっている。


カメラボディ

詳細は、ニコンのカメラ製品一覧へ。


天体望遠鏡

小型の天体望遠鏡を販売しており、その殆どは屈折式である。望遠鏡から赤道儀まで一個の専用ケースに収まってしまう など可搬性に優れている。


双眼鏡

船舶、漁船などで多く採用されている。その殆どは対物側の口径が5cmから7cmの手持ち式のものである。また天文分野でも質の良い双眼鏡として口径5cm、倍率7~10程度の物は入門用の双眼鏡にと初心者に勧める人が多い。


半導体製造装置

半導体や液晶ディスプレイの製造に用いる露光装置であるステッパー(縮小投影型露光装置)を1980年に日本で初めて製品化し、以後日本および世界市場で事業を行っている。2003 年度出荷台数において、世界シェア44%(ガートナー調べ)と首位の座を占める。紫外線を用いたi線ステッパーのほか、KrF,ArFエキシマレーザ・ステッパーやEB(電子ビーム)露光装置などの最先端の装置に強みがある。




外部リンク

* ニコン

ペンタックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ペンタックス株式会社(PENTAX)は、カメラ、デジタルカメラ、天体望遠鏡、内視鏡、メガネなどを製造販売する大手光学機器メーカーの一つ。日本初の一眼レフカメラ「アサヒフレックスI」、世界初のストロボ内蔵AF一眼レフカメラ「SFX」を発売するなど、高い開発技術を誇る。本社所在地は東京都板橋区前野町2-36-9。
目次 [表示非表示]
1 沿革
2 製品

2.1 銀塩カメラ

2.1.1 一眼レフ

2.1.1.1 35mm判
2.1.1.2 ペンタックス645
2.1.1.3 ペンタックス67

2.2 デジタルカメラ
2.3 レンズ

2.3.1 A
2.3.2 FA・F
2.3.3 FA J
2.3.4 FA★・A★
2.3.5 Limited
2.3.6 D
2.3.7 DA
3 外部リンク


沿革

* 1919年 - 「旭光学工業合資会社」を創立
* 1938年 - 「旭光学工業株式会社」を設立
* 1952年 - 日本初の一眼レフカメラ「アサヒフレックスI」を開発。
* 1955年 - 「旭光学商事株式会社」(現・ペンタックス販売株式会社)設立
* 1957年 - ペンタプリズムとレフレックスを2で割る「アサヒペンタックス」発売(このブランド名が現社名のベースとなった)
* 1958年 - スプリットイメージプリズム採用の「アサヒペンタックスK」発売
* 1959年 - シンボルマーク採用。「アサヒペンタックスS2」発売
* 1961年 - ペンタックスメーター開発「アサヒペンタックスS3」発売
* 1964年 - ロングセラーカメラ「アサヒペンタックスSP」発売
* 1968年 - SPからTTL露出計を除いた「アサヒペンタックスSL」発売
* 1969年 - 中判カメラ「アサヒペンタックス6x7」発売
* 1971年 - TTL開放測光・自動露出機構搭載「アサヒペンタックスES」発売
* 1973年 - ECの記憶回路をICにした「アサヒペンタックスESⅡ」発売
* 1975年 - バヨネットマウントを採用した「アサヒペンタックスKシリーズ」発売
* 1976年 - Kシリーズ小型化の「アサヒペンタックスMシリーズ」発売
* 1979年 - 110フィルムを使用した小型一眼レフカメラ「ペンタックスオート110」発売
* 1980年 - 創業60周年を記念した高級カメラ「ペンタックスLX」発売 
* 1981年 - 日本初のAF一眼レフカメラ「ペンタックスME-F」発売
* 1983年 - マルチ・モードを採用した「ペンタックスAシリーズ」発売
* 1984年 - 中判カメラ「ペンタックス645」発売
* 1985年 - マニュアル&入門機「ペンタックスPシリーズ」発売
* 1986年 - ズームコンパクトカメラ「ペンタックス・ズーム70」発売
* 1987年 - 世界初のストロボ内蔵AF一眼レフカメラ「ペンタックスSFX」発売
* 1989年 - 6x7が名称変更した「ペンタックス67」発売
* 1991年 - パワーズーム高級AF一眼レフカメラ「ペンタックスZシリーズ」発売
* 1994年 - 創業75周年を記念して「ペンタックスエスピオミニ」発売
* 1995年 - Zシリーズを進化させた「ペンタックスMZシリーズ」発売
* 1997年 - デジタルスチールカメラ「ペンタックスEI-C90」発売
* 1998年 - 6x7、67をベースにした「ペンタックス67Ⅱ」発売
* 2000年 - ミレニアム記念のデジタルスチールカメラ「ペンタックスEI-2000」発売 
* 2002年 -  社名を「ペンタックス株式会社」に改称。
* 2003年 - デジタル一眼レフカメラ「ペンタックスIst*D」発売
* 2004年 - 「ペンタックスオプティオ」新シリーズ発売



製品


銀塩カメラ


一眼レフ


35mm判

現行機種であるMZシリーズ、*istは、ペンタックスのお家芸である軽量・コンパクトさをウリに作られている。高級単焦点レンズLimitedシリーズも発売し、さらに独自の方向性を示している。


ペンタックス645

『スーパーフィールドカメラ』のコンセプトで開発され、645判一眼レフでありながらコンパクトにまとまっており、風景写真家達の圧倒的な支持を受け続けている。645ではMFであったが、645Nで645判一眼レフとしては世界で最初にAFとなり、645NⅡに進化した。撮影時のデータ写し込み機能も搭載している。


ペンタックス67

67判一眼レフでありながら、比較的コンパクトにまとまっており、風景写真家や鉄道写真家達の支持を受け続けている。35mmカメラをそのまま大きくしたような外観をしている。


デジタルカメラ

デジタル一眼レフカメラとして軽量コンパクトなist*Dおよびist*Dsが発売されている。ist*Dsは発売当時、世界最小最軽量であった。


レンズ

ペンタックスSPなどにはM42マウントというねじ込み式マウントが長期に渡って採用されていたが、カメラのAF・AE化に伴い、バヨネットマウントのKマウントに移行している。現在でも純正のM42→Kマウントアダプターが1000円という最も安価な価格で発売されており、最新のボディでM42マウントレンズを使用することが可能である。


A

シャッタースピード優先AEに対応したレンズ。絞り環に「A」ポジションが存在する。


FA・F

AFに対応したレンズ。


FA J

絞り環を省略し、コストダウンと軽量化を図ったAFレンズ。*istシリーズでのみ問題なく使える。


FA★・A★

大口径でかつ画質重視の贅沢な光学系が採用された高級レンズ。FA★にはAF/MFワンタッチ切り替え式フォーカスリングが採用されており、フォーカスリングを前後するだけで、AFとMFを切り替えることができる。ズームレンズには電動ズームが採用されている。


Limited

描写性能優先の光学系、アルミを削りだして作られた質感の高いこだわりの高級単焦点レンズ。「所有する喜び」をコンセプトに作られている。焦点距離はカメラマンの経験から特殊な値が採用されている。

* FA31mm F1.8 Limited
* FA43mm F1.9 Limited
* FA77mm F1.8 Limited



D

デジタル一眼レフ対応レンズ。フィルム一眼レフにも使える。


DA

デジタル一眼レフ専用レンズ。


外部リンク

* ペンタックス株式会社

コニカミノルタホールディングス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(コニカミノルタ から転送)

コニカミノルタホールディングス(KonicaMinolta)とは、2003年8月に写真関連商品、及び複写機などのオフィス製品などを製造していたコニカ(東京)とミノルタ(大阪)が持株会社として経営統合し、再編した新会社。主にカメラ、デジタルカメラ、複写機、オフィス用品などをの光学機器を製造販売している。カメラ等の機種などは旧コニカ、旧ミノルタの歴史を引き継いでいる。

本社所在地は東京都千代田区丸の内1-6-1、丸の内センタービルディングにある。
目次 [表示非表示]
1 沿革
2 コニカミノルタグループ
3 専門事業会社・5社

3.1 OA機器(複合機・複写機・プリンタ・FAX)
3.2 デジタルカメラ・フィルムカメラ・カメラ用交換レンズ・市販用フィルム
3.3 DVDピックアップレンズ等レンズ類・光学フィルム・ガラス基盤
3.4 計測機器
3.5 産業用、医療用機器
4 共通機能会社・2社

4.1 研究開発・新規事業推進・知的財産管理
4.2 各種経営支援・総務等の間接機能サービス
5 特別事業会社・2社

5.1 プラネタリウムの製作・販売
5.2 インクジェットプリンタ用コンポーネント、テキスタイルプリンタ等の開発・製造・販売
6 外部リンク


沿革

* 2003年4月1日 - コニカ株式会社を持株会社へ組織変更。会社分割により事業子会社を設立。
* 2003年8月5日 - コニカ株式会社が株式交換によりミノルタ株式会社を完全子会社化。コニカ株式会社をコニカミノルタホールディングス株式会社へ社名変更。
* 2003年10月1日 - ミノルタ株式会社の事業をコニカミノルタホールディングスの事業子会社に分割後、ミノルタ株式会社をコニカミノルタホールディングス株式会社へ合併。傘下の事業子会社を社名変更(コニカ~→コニカミノルタ~)。



コニカミノルタグループ

コニカミノルタグループは持ち株会社、コニカミノルタホールディングス株式会社のもと、 5つの事業会社、2つの共通機能会社、2つの特別事業会社で構成されている。




専門事業会社・5社


OA機器(複合機・複写機・プリンタ・FAX)

* コニカミノルタビジネステクノロジーズ



デジタルカメラ・フィルムカメラ・カメラ用交換レンズ・市販用フィルム

* コニカミノルタフォトイメージング

(コニカミノルタカメラは2004年4月にコニカミノルタフォトイメージングと合併)


DVDピックアップレンズ等レンズ類・光学フィルム・ガラス基盤

* コニカミノルタオプト



計測機器

* コニカミノルタセンシング



産業用、医療用機器

* コニカミノルタエムジー




共通機能会社・2社


研究開発・新規事業推進・知的財産管理

* コニカミノルタテクノロジーセンター



各種経営支援・総務等の間接機能サービス

* コニカミノルタビジネスエキスパート




特別事業会社・2社


プラネタリウムの製作・販売

* コニカミノルタプラネタリウム

(その他に、サンシャインスターライトドーム“満天”の経営)


インクジェットプリンタ用コンポーネント、テキスタイルプリンタ等の開発・製造・販売

* コニカミノルタIJ




外部リンク

* コニカミノルタホールディングス

ライカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ライカ:

1. ライカ (Leica) は、ドイツの光学機器メーカー、もしくは同社が製造・販売するカメラである。本項で詳述する。
2. ライカ(Laika)は地球生物で初めて衛星軌道の高みに上った犬の名前。
3. ライカは日本人女子プロボクサーのリングネームである。

ライカ (Leica、「ライツのカメラ(Leitz Camera)」の略称)は、ドイツの光学機器メーカー、ライカカメラ社(Leica Camera AG、旧社名:エルンスト・ライツ社(Ernst Leitz Optische Werke)) の俗称である。また、同社の製造した、35mmフィルムを初めて採用した小型カメラのことを指す。
目次 [表示非表示]
1 概略
2 LEICAの革新・進歩性・新規性
3 ライカ製のレンズ名称

3.1 現在のレンズ名称分類
3.2 主なレンズ名称
4 日本企業との提携
5 外部リンク


概略

ライカは1913年、ライツ社に勤めていた技術者、オスカー・バルナック(Oskar Barnack)によって生み出されたものである。「ウル・ライカ(Ur Leica、0型)」と呼ばれるこのカメラが生まれた背景には「バルナック自身が無類の写真好きであったが、小柄で体力もさほどなかったバルナックにとって、当時主流のガラス乾板を使用する木製大型カメラを持ち歩くことは困難だったため、自分にとって使いやすいカメラを求めて作り上げた」という説、「映画用カメラの開発に従事していたバルナックが、当時感度も低く品質も安定していなかった映画フィルムの適正露出を調べるために、そのフィルムの一部を使い実際に撮影してチェックするために開発した露出テスト用カメラが、スチルカメラとしても流用できることに気づいた」という説など、諸説ある。

その後、バルナックが開発したこのカメラを2代目社長に就任したエルンスト・ライツ2世(Ernst Leitz II)が着目、改良を加えて1925年に市販一号機「ライカI(A)」を生産、販売することになる。また、写真撮影に耐えうる高精度なレンズが必要となり、レンズ開発の技術者マックス・ベレク(Max Berek)によって生み出された「アナスティグマート(Anastigmat、後にエルマックス(Elmax)に名称変更)」をはじめとするさまざまな銘玉を世に出した。

レンズ描写やカメラに搭載されたテクノロジーなど、その性能からカメラ市場を席巻しており、当時の日本もカメラメーカーもライカを目標にして、技術開発を行っていたほどである。さらに、1954年に発表された「ライカM3」は当時最高とまで言われるほどの技術を余すところなく投入しており、その性能の高さのあまり、日本のカメラメーカーがそろって、レンジファインダーカメラから一眼レフカメラへと開発方針を大転換させるきっかけになった。このM3は今でも名機と賛美する人が絶えない。しかし、このことが逆に、現在主流の一眼レフカメラへのライカの参入を遅らせてしまうことにもなった。

現在ではM3の後継となるレンジファインダーカメラ「Mシリーズ」や一眼レフカメラ「Rシリーズ」、コンパクトカメラ、プロジェクター、フィールドスコープなど、さまざまな製品を開発・販売している。そしてそのレンズ描写性能などクオリティの高さから、現在でもプロカメラマンをはじめ、アマチュアでもコレクターや愛好者が多い。またデジタルカメラの分野においても松下電器産業と提携を行っている(後述)ほか、Rシリーズ用のデジタルカメラモジュールやMシリーズのデジタル版の開発が行われている。


LEICAの革新・進歩性・新規性

Osker BARNACK(1879-1836)は、13X18cmの乾板写真から出発した。1913年35mm映画の2駒分を使用する「ライカサイズ (24mmX36mm)(135size)」を考案。その後、1924年、0型の試作量産型を開発、社長のErnst Leitz(1843-1929) の姓とCameraの頭をとって「LEICA」と命名された。この超小型カメラは、Max BEREK(1886-1949)の超高性能の写真レンズによって、その小型フィルムサイズに超高解像力を結像される進歩性・新規性を有し、その後『ドイツアニリン工業会:Agfa』とPeruzの両社の協力が得られ、高解像粒状性を有する35mmサイズのフィルムが工業生産された。1830年、LEICA C型が開発されレンズ交換が可能になり、このC型が 1931年に標準化され、全てのカメラのフランジバックが統一され、このフランジバックの精度の高さが、他のコンタックス社の同サイズのカメラを凌駕することになる。 1931年には、Elmer50mm(f3,5),35mm(f3,5),135mm(f4,5),90mm(f4),Hektor50mm (f2.5)、と基本的なレンズが揃い、ほぼ現在のシステムの基礎が確立した。写真撮影家は嘗ての重い撮影機材から開放され、また嘗ては撮影不可能であった暗い場所での撮影、広角撮影、望遠撮影も、小型のせいぜい交換レンズを総て揃えても2kg~3kgにすぎない、超小型撮影機材に縮約された。従来の2桁以上の重量の撮影機材からの開放であった。ただし、フィルムサイズが、「ところてん」のような細い映画フィルムに重要な画像情報が凝縮されて、また通常の印画サイズにも、報道写真にも充分な画像形成ができるものの画質のデティールが損なわれることから、旧来の「フォトグラファー」からは画像原画サイズの超小型からの限界故に、「撮影機材ではなく『スパイカメラ』にすぎない」等、軽蔑された。その後、距離計連動撮影器機のII型(1932年)の発売、その後 1933年には、ドイツアニリン工業会(Agfa)との協働事業の実現により、世界で初の天然色写真(AGFACOLOUR)を発売、フィルム面に微細なかまぼこ型の円柱レンズをならべ、レンズの前面にRGBの特殊フィルターを装着し、これを反転現像し、プロジェクターに前記撮影用フィルターと同様のフィルターを通して投影する方式のリバーサルフィルムによる画期的技術を開発した。その後1936年ライカサイズ用Kodachromeが開発され EastmanKODAKの優位がはじまる。この間、Summar:f2/50mm(1933)と,Hektor:f1,9/73mm(1931)の非常に卓越した交換レンズが発売され、とりわけ報道写真において卓越した画像を多数提供したため、LEICAの名声は不動のものとなった。また、肖像写真撮影にもThambar:f:2,2/90mm(1934~)の極めて優秀な人物撮影用のレンズが供給され、ポートレート・スタジオ写真の分野においてすら、従来の大型のガラス乾板の大型撮影機材を凌駕することになり、現代の写真撮影の「ライカサイズ(24mmX36mm)(135size)」全盛の基礎を確立した。


ライカ製のレンズ名称

ライカ製のレンズには、レンズの系統ごとに名称が決められている。これはレンズの分類わけとしても重要なポイントだといえる。現在発売されているレンズは基本的にレンズの開放F値によって分類される。


現在のレンズ名称分類

* ノクティルクス (Noctilux) -F値1.0
* ズミルクス (Summilux) -F値1.4
* ズミクロン (Summicron) -F値2.0
* エルマリート (Elmarit) -F値2.8
* エルマー (Elmar) -F値4.0(その形状によるなど、例外あり)
* テリート (Telyt) -F値ではなく、望遠レンズに対してつけられる
* スーパー・アンギュロン (Super-Angulon) -シュナイダー社から供給を受けた広角レンズ

またレンズの接頭語として、

* アポ (Apo-) -アポクロマート補正がなされていることを示す
* テレ (Tele-) -テレフォトタイプの望遠レンズであることを示す
* トリ (Tri-) -3つの焦点距離に対応していることを示す
* バリオ (Vario-) -ズームレンズであることを示す

がある。


主なレンズ名称

* エルマー属:エルマー(Elmar)、エルマリート(Elmarit)
o 前身レンズ:エルマックス(Elmax)、アナスティグマート(Anastigmat)
* ズマール属:ズマール(Summar)、ズマレックス(Summarex)、ズマリット(Summarit)、ズマロン(Summaron)
* ズミタール属:ズミタール(Summitar)、ズミクロン(Summicron)、ズミルクス(Summilux)
* ヘクトール属:ヘクトール(Hektor)
* ノクティルクス属:ノクティルクス(Noctilux)
* タンバール属:タンバール(Thambar)
* テリート属:テリート(Telyt)
* 他社から供給を受けたもの:クセノン(Xenon)、スーパー・アンギュロン(Super Angulon)、ホロゴン(Hologon)



日本企業との提携

* 1972年、ミノルタカメラ(現・コニカミノルタ) と技術交換や生産協力などで提携を行った。ライツ社が外国企業と提携したのは初めてのことで、この提携ニュースは、日本・アメリカ・ドイツで大きく報道された。この協力関係に基づき、1973年に「ライツミノルタCL」(海外では「ライカCL」)を発売した。現在提携は解消されたが、この技術提携によって双方の技術がその後の両社の技術開発に多大な影響を与えたことは言うまでもない。
* 2000年、松下電器産業とデジタルAV機器用レンズに関する技術協力契約を締結、「 ディコマー(DECOMER)」レンズを搭載したデジタルビデオカメラなど3機種を開発・発売している。さらに2001年にはデジタルカメラ分野においても提携を行い、レンズの光学系はライカと共同開発を行い、ライカのライセンスを受けて生産を行っているほか、松下からのOEM供給によるライカブランドでの販売も行っている。
* なお、ライカ自体は日本に現地法人を持っていなかったため、これまで日本シイベルヘグナーが代理店として輸入販売を行ってきた。しかしシイベルヘグナーとの代理店契約終了に伴い、日本で初めて現地法人「ライカカメラジャパン株式会社」を2005年3月1日に設立する事になっている。



外部リンク

Leica Homepage (http://www.leica-camera.com/index_e.html) -ライカ公式サイト(英文)